JAZZ SELECTION
JAZZ スタンダード(上級者向け)
「スタンダード」と呼ばれるジャズの定番曲です。アンサンブルの醍醐味を存分に味わってみませんか。
上級者向け
- Watermelon Man/ウォーターメロン・マン
- Mas que nada/マシュ・ケ・ナダ
- The Christmas song/ザ クリスマスソング
- White Christmas/ホワイトクリスマス
- You And The Night And The Music/あなたと夜と音楽と
- Around The World/八十日間世界一周
- A Night In Tunisia/チュニジアの夜
- Moon River/ムーンリバー
- The Girl From Ipanema/イパネマの娘
- Softly, As In A Morning Sunrise/朝日のようにさわやかに
- Night And Day/夜も昼も
- Left Alone/レフトアローン
- Bye Bye Blackbird/バイバイブラックバード
- As Time Goes By/時の過ぎ行くままに
- Summertime/サマータイム
- I Got Rhythm/アイガットリズム
- Cleopatra's Dream/クレオパトラの夢
- Nica's Dream/ニカの夢
- Tea For Two/二人でお茶を
- Stella By Starlight/星影のステラ
- Autumn In New York/ニューヨークの秋
- 'Round Midnight/ラウンドミッドナイト
- Moonlight Serenadee/ムーンライトセレナーデ
- Some Day My Prince Will Come/いつか王子様が
- My Romance/マイロマンス
- Lullaby of Birdland/バードランドの子守唄
- Greensleeves/グリーンスリーブス
- You'd Be So Nice to Come Home To/帰ってくれたら嬉しいわ
- The House Of The Rising Sun/朝日の当たる家
- Fly me to the Moon/フライミートゥーザムーン
- Stardust/スターダスト
データの
種類
タイトル / アーティスト
商品
価格
アレンジ | ピアノトリオ+オルガン | |
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楽曲の紹介 | ハービー・ハンコックが子供の頃、よく聞いていた「スイカ売り」の呼び声をヒントに得て作った曲。スウイング・ジャズ(4Beat)主流の時代から抜け出し、モダンジャズ(8Beatなども加わる)に移行して来た時代の作品。ジャズ・マニア以外も知る有名な曲になりました。 | |
演奏の ポイント |
変則的なブルース進行の曲で、とてもファンキーなナンバーです。右手には音の引っ掛けがたくさん出てきますが、部分部分によって、そのスピードを変えて、カッコ良さを工夫してみてください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+オルガン+ストリングス+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | タイトルを直訳すれば「なんてこった!」という意味。しかしながら当時のスラングなので諸説あります。「Sergio Mendes & Brasil '66」によるアレンジが爆発的にヒットし、ボサノバ・ブームをさらに盛り上げました。ボサノバとサンバをミックスさせたような軽快な曲です。 | |
演奏の ポイント |
軽快にノリノリで演奏しましょう。右手がメロディーからバッキングへと随所随所で変わるので、ポジション移動が多くあります。乗り遅れないように、無駄な力を抜いて演奏すると良いでしょう。メロディーとバッキングの音量にも注意し、メロディーが立って聞こえるように演奏して下さい。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ギター+ストリングス+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | もはやクリスマス・ソングの定番となったこの曲は、様々なアーティストによってカバーされています。サンタを待ちこがれ、どうやってトナカイは空を飛ぶのか。ワクワクしながら“素敵なクリスマスを”と。まさに「The」が付く、素敵なバラード・ソングです。 | |
演奏の ポイント |
とてもコードの動きが美しい名曲です。1小節の中にたくさんのコードが出て来る部分が多いので、ペダルをうまく使って、響きが濁らないように、落ち着いて演奏して下さい。[E]からはアドリブ部分です。譜面にとらわれすぎてカチッとならずに、流れるようなプレイを心がけてください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+オルガン+ストリングス+チューブラベル+グロッケン | |
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楽曲の紹介 | クリスマスと言えばこの曲。書かれたのは戦時中にもかかわらず、アメリカン・ドリームを彷彿させる愛情たっぷりの曲として誕生しました。作曲家のアーヴィング・バーリンはロシアからの移民。なんと101歳の生涯を謳歌しました。 | |
演奏の ポイント |
原曲はミディアムテンポでしっとりとした曲調ですが、今回は明るくハッピーな感じにスウィングしてみました。1小節の中で、何度もコードが変わる部分もありますが、慌てずウラのビートを感じながら演奏してください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ギター | |
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楽曲の紹介 | ミュージカル「リベンジ・ウィズ・ミュージック」で歌われた作品です。アメリカン・スタンダードでは珍しい、短調による甘美な仕上がりが特徴的な曲で、「ジュリー・ロンドン」「フランク・シナトラ」など、カバーしたシンガーは数知れません。 | |
演奏の ポイント |
走りがちなテンポなので、落ち着いてクールに演奏しましょう。あまりハネ過ぎないようにプレイすることがポイントです。肩や腕に力が入り過ぎないように、ビートのウラにアクセントを持っていくと良いでしょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | 哀愁のあるメロディで、大変人気のある一曲です。ビリー・ホリデイ作詞、彼女の伴奏者であったジャズ・ピアニストのマル・ウォルドロンが作曲をしています。 | |
演奏の ポイント |
スローな4ビートです。慌てず落ち着いて、リズムを感じてください。肩の力を抜いて演奏すると、雰囲気が出せると思います。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | 1956年公開映画「八十日間世界一周」テーマ曲です。ナット・キング・コールやビング・クロスビーなど、多くの歌手のレパートリー曲としても有名です。 | |
演奏の ポイント |
ちょっとアップテンポのハッピーなジャズアレンジです。左手のバッキングのタイミングが決まればノリがより出てくると思いますので、楽しんで演奏してくださいね。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | ジャズのスタンダード・ナンバーとして有名で、独特のテーマとリズムにより、聴く人に強烈な印象を与える華やかな曲です。 | |
演奏の ポイント |
ピアノトリオとビブラフォンとのシンプルな編成ですが、リズムがハネたりハネなかったり、変化に富んだ曲調です。リズムの切り替わりを楽しんで演奏してください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ギター+ストリングス | |
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楽曲の紹介 | 数々の名曲を残したコール・ポーターによるジャズ・スタンダード・ナンバーです。1932年のブロードウェイ・ミュージカル「陽気な離婚」のために書きおろされ、フレッド・アステアが歌って大ヒットしました。 | |
演奏の ポイント |
軽めのスイングアレンジにしてみました。アドリブ部分は、力を抜いて「コロコロッ」とした感じでおしゃれに演奏しましょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ | |
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楽曲の紹介 | 原曲は、ミュージカル「新しい月」(The New Moon)のために書かれた曲ですが、現在では、ジャズ・スタンダードナンバーとして多くのアーティストにカバーされています。 | |
演奏の ポイント |
ちょっとアップテンポの4ビートです。ピアノトリオにしてみました。走らないようにビートのウラを感じながら演奏しましょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ギター | |
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楽曲の紹介 | アメリカの作曲家により、1920年代に書かれたスタンダード・ソングです。CMでも使用されたマイルス・デイヴィスによる演奏は、耳にされた事がある方も多いのではないでしょうか。 | |
演奏の ポイント |
ミディアムテンポの4ビートです。アドリブ部分は、早いパッセージも出てきますが、力まずクールに演奏しましょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+オルガン | |
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楽曲の紹介 | 1961年公開映画「ティファニーで朝食を」の主題歌です。ルイ・アームストロングなど、多くの有名アーティストによりカバーされ、現在ではポピュラーソングとして世界中で愛されています。 | |
演奏の ポイント |
少しアップテンポな、明るいムーンリバーにしてみました。丁寧にな演奏を心がけてください。特に、ブロックコードでメロが動くところが数箇所ありますが、肩や腕の力を抜くことがポイントです。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ギター+ストリングス+フルート | |
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楽曲の紹介 | ボサノバの巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンが1962年に作曲したボサノバの名曲です。“ボサノバの女王”ことアストラッド・ジルベルトの歌う英語詞バージョンにより、世界中に広まりました。 | |
演奏の ポイント |
ミディアムテンポのボサノバアレンジです。ボッサのリズムをいかに感じられるかがポイントです。特に左手は、ギターでコードを爪弾く感じをイメージして、落ち着いて演奏してください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス+ギター | |
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楽曲の紹介 | チャーリー・パーカーなどと並び、バップ時代の生んだ天才と呼ばれる、バド・パウエルの、1958年に録音された名曲です。日本では、1990年代に放送されていた「RYU'S BAR」という、村上龍氏のトーク番組のテーマ曲として知られた曲でもあります。 | |
演奏の ポイント |
テーマをベーシックでは、ブラスのオブリガートにしましたが、アドバンスは全てピアノでカバーしています。アドリブが長めで、最後にテーマに戻るフレーズは、トリオバンドが合図に使うようなお約束的フレーズなので、引き出しの一つにするのもよいでしょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ | |
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楽曲の紹介 | 邦題は「星影のステラ」。1944年の映画「呪いの家」のサウンドトラックとして発表された曲です。後にネッド・ワシントンによって歌詞が書かれ、ジャズのスタンダードナンバーとなりました。 | |
演奏の ポイント |
ジャズの王道的、ミドルテンポのスウィングにアレンジしました。[A]~[C]は、メロディとそれ以外(コードやオブリガートなど)のメリハリをつけて弾くとよいでしょう。アドリブは、単音が多いので、左手のコードに対しての、右手のスケーリングを堪能してください。 |
アレンジ | ピアノトリオ | |
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楽曲の紹介 | 1939年にグレン・ミラーによって作曲された、ジャズを代表すると言っても過言ではない楽曲です。元々はビッグバンドのスローナンバーですが、後年、ミッチェル・パリッシュが歌詞を書き加え、歌としても取り上げられました。 | |
演奏の ポイント |
今回は倍テンポのノリの良いアレンジに仕上げました。[A]はメロディと共に、「これぞジャズの基本!」というコード感を楽しみながら弾いてください。[A']からのソロパートは、跳ね具合によってノリが変わってくるので、色々試してみるといいでしょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ギター | |
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楽曲の紹介 | ジョージ・ガーシュウィンの作曲、アイラ・ガーシュウィンの作詞により、1930年に発表された曲です。多くのミュージシャンにカバーされ、現在もビバップのスタンダードとして愛されています。 | |
演奏の ポイント |
リハーモナイズで洗練されたコード進行にまとめました。ベース&ドラムも前に前に転がるようにビートを刻んでいるので、それに乗っかって気持ちよく弾きましょう。ただし、各キメや3連のフレーズは、しっかり拍の頭をカウントしながら、正確に弾いてください。 |
アレンジ | ピアノトリオ | |
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楽曲の紹介 | 1935年、ジョージ・ガーシュウィンによる作品です。元々ミュージカルのために書かれた曲でしたが、その後ジャズのスタンダードとなりました。ビリー・ホリデイやジョン・コルトレーン、ジャニス・ジョプリンなど、様々なアーティストによってカバーされています。 | |
演奏の ポイント |
やや早めのテンポですが、循環コードなども使い、アドリブの流れが分かりやすいようなアレンジになっています。[A]の5小節目に出てくるような、内声を左右一緒に押さえるところは、そろえて弾けるように練習してください。 |
アレンジ | ピアノトリオ | |
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楽曲の紹介 | ジョージ・ガーシュウィンの弟子・ヴァーノン・デュークが、ミュージカル・ショー「サムズ・アップ」のために書き下ろした曲で、1930年代の秋のニューヨークを歌った曲です。 | |
演奏の ポイント |
ストローク奏法中心の、ゆったりめなアレンジです。通常、このようなモダンジャズではあまりペダルを使用しませんが、今回は必須です。右手のメロディはオクターブ+内声、左手も音域を広めに使っているので、丁寧に、ダイナミクスに気をつけて弾いて下さい。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス+ビブラフォン+ギター | |
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楽曲の紹介 | 「君の瞳に乾杯!」でお馴染みの、1942年の映画「カサブランカ」の主題歌として有名ですが、実は1931年にミュージカル「エブリバディズ・ウェルカム」のために、ハーマン・フップフェルドが書きました。現在ではジャズ・バラードの定番とも言える1曲です。 | |
演奏の ポイント |
原曲のイメージ通りの甘いバラードアレンジになってます。[A''']からのアドリブ・ソロはテンポが倍になるので、ノリを切り替えて気持ちよく弾きましょう。もちろん、戻る部分も肝心です。キレイに着地できるよう注意しましょう。 |
'Round Midnight/ラウンドミッドナイト【ジャズ】
Thelonious Monk/Charles Cootie Williams/Bernard Hanighen
ピアノ演奏用伴奏付ジャズセレクション ●難易度:上級
アレンジ | ピアノトリオ | |
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楽曲の紹介 | 1940年代に活躍したジャズピアニストのセロニアス・モンクの作品です。その後も多くのアーティストにカバーされ、1986年のアメリカ・フランス合作映画「Round midnight」でも、この曲が使用されています。 | |
演奏の ポイント |
セロニアス・モンクの特徴とも言える、テンションコードと、変化するリズムを活かしたアレンジです。イントロ、アウトロはこの曲ではお約束といえる展開なので、是非覚えてください。リズムの切り替わりと、右手の細かい装飾音に注意して弾いてください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ブラスセクション+ギター | |
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楽曲の紹介 | 1956年、ピアニストのホレス・シルバーが、当時色々なミュージシャンの支援活動をしていたニカ婦人に捧げた曲です。ハード・バップと呼ばれるジャンルの中で、もっとも印象に残る1曲といっていいでしょう。 | |
演奏の ポイント |
今回は原曲のイメージに近い、アップテンポな4ビートにアレンジしてあります。[A]はあくまでクールに。[B]は盛り上がる部分ではありますが、右手、左手のいわゆる「縦の線」を合わせて、周りに対して突っ込みすぎないように弾く事が大事です。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス+ビブラフォン+ギター | |
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楽曲の紹介 | 日本語タイトルは「二人でお茶を」。1925年にミュージカル曲として作られたこの曲は、そのポップさからジャンルを問わず長年愛されてきた名曲です。クラシックピアノで練習した人もいるのではないでしょうか。 | |
演奏の ポイント |
軽快でお洒落な4ビートのアレンジです。[A]など、左手がベース→コードと1拍ずつ動いている部分は、重たくならないように、音価を短めに弾くとよいでしょう。[A''']~[B]のソロ部分、駆け上がりは、どの指でくぐるのが自分にとって一番弾きやすいか、研究してみましょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス | |
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楽曲の紹介 | 1920年代に発表された、往年のスタンダードナンバー。ルイ・アームストロングやグレン・ミラー、フランク・シナトラ、エラ・フィッツジェラルドといった超大物アーティストによってカバーされ、時代を超えて愛される一曲です。中でもナット・キング・コールによってカバーされたヴァージョンは人気が高く、日本でも自動車のCMなどに使用されています。 | |
演奏の ポイント |
アドリブはやや少なめです。[A]は他の楽器がサポートしてはいますが、ソロピアノの意識で自由にゆったり弾いてください。[B]からはストライド奏法になっていますので、ペダルを上手に使って優雅に弾きましょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ | |
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楽曲の紹介 | コール・ポーターによって生み出されたこの曲は、元々は映画の主題歌でしたが、ヘレン・メリルのカバ-により知名度、人気も決定的となりました。よってオリジナルよりヘレン・メリル版をお聴きになった事がある方の方が多いのではないでしょうか?その後も数多くのアーティストによってカバーされ、日本では中島美嘉なども歌っています。 | |
演奏の ポイント |
全体的にオールドスタイルなアプローチで、イントロ、エンディングなども、JAZZの定番フレーズになっています。だからこそ、強弱、メリハリという点が「それっぽさ」を醸し出します。左手は、基本的にはコード弾きですが、メロのハモ的な役割りの部分も随所に出てくるので、切り替えが大事です。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | 1920年代に数多くのミュージカル音楽を手がける大人気となった作曲家リチャード・ロジャーズと、長きに渡りパートナーを組んでいた作詞家ロレンツ・ハートの「ロジャーズ&ハーツ」が創り出した永遠の傑作です。彼らの大ファンであったビル・エヴァンスはライブにて数多くこの曲を演奏し、その模様は傑作ライブアルバム「Waltz for Debby」に収録されています。 | |
演奏の ポイント |
途中まではハネません。扱いとしてはイントロ的な気持ちで弾いてもいいでしょう。途中からスイングし、若干テンポUPもあるので注意してください。また、ピックアップ的なフレーズをカッコよくキメると引き締まります。アドリブ途中に普通の16分(4連)のパッセージが多いので注意してください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス | |
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楽曲の紹介 | バート・ハワードが製作した、云わずと知れたJAZZのスタンダードナンバー。60年代にはフランク・シナトラによってカバーされ、当時のアメリカの宇宙開発時代と曲がシンクロし大ヒットしました。他にも映画の挿入歌やCM等でも数多く使用されており、「新世紀エヴァンゲリオン」のエンディングテーマとして記憶がある方も多いのではないでしょうか? | |
演奏の ポイント |
ボッサで演奏される事が多い曲ですが、あえて4ビートのアレンジになっています。右手はメロディと、オブリでメリハリをつけましょう。基本的にはよくある4度進行ですが、そこに裏コードが入る事によってJAZZっぽくなる雰囲気を楽しんでください。パッシングディミニッシュ(コードが動く時、経過的に出てくるディミニッシュ)なども時々出てくるので、探してみて下さい。ミディアムスローなので、ハネを強めに出してグルーブ感を。[C](アドリブ)最初は大き目なノリで、その後だんだん細かくなります。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | この曲は、16世紀のエリザベス王朝時にイングランド地方で作られたイギリスで最もポピュラーな民謡です。日本においてもCMやBGMとして多く使用されており、耳にした事がある方も多いのではないでしょうか?今回はこの民謡をジミー・スミス風にアレンジしてみました。 | |
演奏の ポイント |
イントロはAマイナーのフロート、つまり同一コード内でテンションが動いて行きます。右手、左手が同じ譜割の部分が多いので、バラけないように注意してください。アドリブはライブセッションのようなノリで楽しんでください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス+ブラスセクション+オルガン | |
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楽曲の紹介 | 50年代に大変な人気を誇ったJAZZクラブ「バードランド」の名前が入ったこの曲は、作曲家ジョージ・シアリングによって生み出され、サラ・ヴォーン、クリス・コナーといった多くのJAZZシンガーによって歌われ愛された名曲です。全盛期の「バードランド」では出演者が舞台の最後にこの曲を演奏するのが大変流行ったといわれています。 | |
演奏の ポイント |
イントロはJAZZにありがちな循環コードなので、覚えて引き出しにしてしまってください。Bではメロディと一緒に左手(コード)が動くので、リズミカルに、しかも重たくならないように。アドリブのブルージーな感じと、[C]後半の1小節3連×4で盛り上がって行く部分が醍醐味です。拍の頭とメロの頭がずれて行くので、集中して弾いてください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス+オルガン+ギター | |
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楽曲の紹介 | アメリカの伝統的なフォークソングであり、ボブ・ディランやアニマルズによってカバーされた事はあまりにも有名。一見JAZZとは縁が無さそうなこの曲ですが、かのドナルド・バードが「アップ ウィズ ドナルド・バード」にて演奏しており、JAZZファンの間でも人気の高い曲です。 | |
演奏の ポイント |
全体に泥臭いアプローチで、気だるくてルーズな感じが出るといいでしょう。グルーブを大きく感じ、細かくならないように注意してください。メジャーコードがほとんど7thになっているため、3度をフラットさせることでいなたい感じが出ます。途中、4拍3連で盛り上がったり、ブルージーなアドリブなども出てきますが、これらもJAZZ的手法なので、覚えておくと良いでしょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス | |
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楽曲の紹介 | 1937年製作のディズニー映画「白雪姫」の挿入歌として作曲された、スタンダード中のスタンダードと言える有名曲です。ビル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス、ハービー・ハンコックといった数多くの著名なJAZZアーティストによって取り上げられています。 | |
演奏の ポイント |
ビル・エヴァンス風のアレンジで、テンポはやや遅め。途中の3拍4連に注意して演奏して下さい。途中のアドリブから4拍子になりますが、これもエヴァンス風。3拍子に戻ったところで混乱しないように、しっかり練習しましょう。 |