JAZZ SELECTION
JAZZ スタンダード(中級者向け)
「スタンダード」と呼ばれるジャズの定番曲です。アンサンブルの醍醐味を存分に味わってみませんか。
データの
種類
タイトル / アーティスト
商品
価格
アレンジ | ピアノトリオ+ビブラフォン | |
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楽曲の紹介 | ジョージ・ハリスン作詞・作曲、ビートルズの「アビー・ロード」に収められた1曲です。ジョージの作品の中でも、特に人気の高い作品です。オリジナルの冒頭部は、何ともいえないアンニュイな雰囲気のアレンジですが、今回はガラリとイメージを変えてお届けします。伴奏との掛け合いを楽しんでみてください。 | |
演奏の ポイント |
曲中に伴奏との掛け合いのポイントを作ってありますので、アンサンブルの楽しさを味わってみてください。右手のメロディと左手のバッキングのコントラスト、ビブラフォンがメロディーを取っているときのバッキングの音量を小さくなど、まずは強弱に気を配ってみましょう。ドラムやベースのソロを良く聴ける余裕があったら完璧です。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス | |
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楽曲の紹介 | アイラ・ガーシュウィン作詞、ジョージ・ガーシュウィン作曲。兄弟が1926年に手がけたミュージカル「Oh Kay!」の挿入歌ですが、その後も様々な映画に使用されています。往年の映画音楽を髣髴とさせるような、ストリングスサウンドとディミニッシュコードを使ったアレンジがエレガントな雰囲気を醸し出しています。 | |
演奏の ポイント |
エレガントな雰囲気を大切に、肩の力を抜いてタッチに気を配って演奏しましょう。両手で和音を演奏する部分は、メロディーが引き立つように左手の音量にも注意してください。テンポがゆったりしている曲は演奏が走ってしまいやすいという方は、1拍を更に細かく「ツクタ」と3連符で感じるようにしてみましょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+アルトサックス | |
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楽曲の紹介 | デイヴ・ブルーベック・カルテッドのアルバム「タイム・アウト」で大ヒットとなりました。5拍子のリズムが印象的で、作曲は曲中でアルトサックスを演奏しているポール・デスモンド。ウエストコーストジャズの代表的な作品として知られています。80年代にCMで使われていたのが印象に残っている方も多いでしょう。 | |
演奏の ポイント |
馴染みの薄い5拍子というリズムですが、3拍子+2拍子と取るとわかりやすいでしょう。パターンとして覚えてしまうと演奏しやすいですよ。はじめはテンポを100くらいまで落として3連符のウラを特に強調するように練習するといいと思います。慣れてきたらテンポアップして、自然なアクセントで弾いてみてください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ソプラノサックス | |
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楽曲の紹介 | 多くの名曲を残した映画「サウンド・オブ・ミュージック」で主人公のマリアが「私のお気に入りはね・・・」と歌うのがオリジナルですが、「そうだ、京都行こう」のCMでご存知の方も多いことでしょう。ジャズスタンダードとしても大変人気のある曲で、数々のミュージシャンが取り上げていますが、ジョン・コルトレーンの録音が特に有名です。 | |
演奏の ポイント |
同じメロディーのモチーフが随所に出てきますが、前半はマイナー、後半はメジャーと、コードのつけ方によってガラリと印象が変わる良い例です。注意して弾いてみましょう。3拍目を少し意識してリズムを取ると、シャープなノリを表現できると思います。クラシックのワルツと一味違うノリをマスターしてみてください。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ギター | |
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楽曲の紹介 | オリジナルは1939年に制作された「Very Warm For May」の中の1曲で、ボーカル曲ですが、インストの名盤が数多く残されています。ツー・ファイブのコード進行が曲中で様々なキーに転調していく構成が、アドリブを重視するジャズの世界では格好の素材として多くのプレイヤーに取り上げられています。 | |
演奏の ポイント |
全編に渡ってシンコペーションが多用されているアレンジですので、苦手な方はテンポを落として練習しましょう。拍の頭で足を踏むなどして休符をきちんと取るのがポイントです。左手で入れる「合いの手」風のバッキングは譜面で見ると難しそうなリズムですが、良く聴いて覚えてしまえば簡単です。モンゴメリー奏法のギターとの掛け合いを楽しんでください。 |
アレンジ | ビッグバンド | |
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楽曲の紹介 | 数々のヒット曲を生み出したピアニストでコンポーザーのデューク・エリントンのナンバーです。その歌詞の内容から女性シンガーの十八番として多くの名盤が残される一方、ポップで覚えやすいメロディーとツー・ファイブのコード進行を多用した曲の構造から、ジャズをひも解く優れた教材曲としても親しまれています。 | |
演奏の ポイント |
ほぼ全体にわたってシンコペーションが強調されたアレンジになっていますので、リズムに注意して弾きましょう。伴奏をよく聴いて全体のノリに身を委ねるつもりで弾くと気持ちよく演奏できますよ。シアリング奏法(左右のオクターブユニゾンとブロックコードによる奏法)が随所に出てくるので、タイミングがルーズにならないように気をつけましょう。 |
アレンジ | ピアノトリオ+ストリングス | |
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楽曲の紹介 | ハロルド・アーレン作曲、映画「オズの魔法使い」の主題歌です。様々なアーティストによってカバーされ、CMで使われることも多い名曲です。A-A-B-Aの形式を取っていますが、同じメロディーでも、最後のAだけ一味違ったコードがつけられていて独特のムードを演出しているところに注目してみてください。 | |
演奏の ポイント |
サビの部分のメロディーは、3連符のウラを意識して弾くとリズムが落ち着いて聴こえます。スキップしているみたいにならないよう気をつけましょう。さほど難易度が高くないアレンジですので、初心者の方も挑戦してみてください。シャープやフラットが苦手という方は、ガイドランプなどを活用して練習してみてはいかがでしょうか。 |
アレンジ | ビッグバンド+ストリングス | |
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楽曲の紹介 | 1933年、ジェローム・カーンの名曲です。元々はミュージカルの挿入歌でしたが、多くのアーティストにカバーされ、様々なシーンで用いられるスタンダードナンバーとなりました。中でもアメリカのコーラスグループ「プラターズ」の大ヒットがこの曲の人気を不動のものにしたと言えるでしょう。失恋の涙を歌う切ないバラードです。 | |
演奏の ポイント |
ゆったりとしたテンポのバラードですので、急がないように気をつけて演奏しましょう。後半は一転してテンポアップして華やかなアレンジになっていますので、コントラストをつけて弾けるといいですね。切り替えの部分は焦らないように、予め部分練習しておくといいですよ。ブロードウェイ風のゴージャスな雰囲気を楽しんでください。 |